STORY
色落ちしにくい!
ダッコルト新色「DENIM」発売開始!
この度、ダッコルトの新色「DENIM」の発売を開始いたしました。
デニム生地でありながら、色落ちの心配がなく
使うほどに、風合いの変化を楽しんでいただけ
ます。
シンプルでカッコよく、カジュアルな雰囲気で
どんな服にも合わせやすい一本です。
シンプルでカッコイイ定番の一本を
ダッコルトの新色「DENIM」の構想を始めたのは、今から半年前。
オリジナルダッコルトの製作依頼で、シンプルなデニムのダッコルトを製作したのがきっかけでした。
シンプルでカッコよく、パパにもママにも多くの人に喜んでいただけるカラーでした。
これは、定番の1本として、ラインナップに加えたいと思いました。
"色落ちしない"へのこだわり
「DENIM」を開発するにあたり、一番こだわった点は”色落ちしないこと”でした。
デニムのインディゴ染料は、「染まりにくい」「色落ちしやすい」といった性質を持っているため、使うほど、また洗濯するほど、色落ちした感じが出て、唯一無二の”アタリ感”を楽しむ装いが人々に愛されてきました。
しかし、ダッコルトの場合は洋服と違って、肩にかけて使用する抱っこ紐ですので、生地がすれて、色落ちすることは絶対に避けたいと考えました。
最適な生地を求めて
“色落ちしないデニム”探しには少し時間がかかりました。
シンプルなインディゴのデニム生地を街中の生地屋さんで見つけ、その生地の色味や風合いに近く、かつ、色落ちしにくい生地を資材屋さんに探してもらいました。
色味が良いなと思っても厚みが足りなかったり、厚すぎたり、生地感や風合いが好みに合わなかっ
たり・・・。
沢山のサンプル帳の中からイメージに近い生地を何パターンか取り寄せて、縫ってみる、という作業を繰り返し行いました。
サンプル品(一般的なインディゴのデニム生地使用)
サンプル品製作のために取り寄せた生地
糸の色は熟考の末、デザインを邪魔しないシルバーグレーに
ゴムの素材、色、縫付け方は、他製品と違うカジュアルなテイストに
色落ちの心配なく、風合いの変化を楽しめるデニム生地
一般的に、デニムの生地というのは、生地の縦糸に、インディゴ染料を染み込ませて染めています。
顔料に近く、繊維に浸み込んで付着しているので、非常に色落ちしやすいのです。
しかし、ダッコルト「DENIM」には反応染料を用いた生地を使用しています。
綿の生地と同様の染め方で布上で化学反応を起こすことで色を繊維に固着させます。
全く色落ちしない、とは断言できませんが、濡れたままゴシゴシと何度も強く擦り付けたりしない
限りは色落ちなくご使用いただけます。
また、一度洗濯すると、少し色が濃くなり風合いがでて、雰囲気が変化します。
ダッコルトを使用していると、汗をたくさんかくと思いますのでぜひ洗濯をしてください。
風合いが変わってまた楽しめると思います。
また、厚みはヒッコリーデニム(10オンス)より少し厚い11オンスの生地を選びました。
しっかりとして安定感のある使用感に仕上がっております。
カジュアルな雰囲気で、服にもあわせやすいかと思います。
ファッションの1つとして、使いながら変化を楽しんでいただけますと幸いです。